レインボーベーグルから見る食べ物色文化

日本人は「白色」が高級志向で好きな色なんだそうですよ。なぜ、日本人が白を好むのか諸説あるようですが、お餅の色、白米の色、塩の色、そして、白は純粋、純潔、混じりけがない等、そんなイメージがありますね。だから日本では基本、白いパンが好まれます。アメリカでは白より茶色のパン。ドイツは黒のパン。国別に何色が好まれるかは食べ物の色から起因するのかもしれないですね。結婚式、日本の花嫁の衣装は白、それも純白が定番ですが、中国では白はお葬式の色だそうです。それから、日本の海苔(のり)の黒はアメリカでは好まれていないそうで、海苔巻きの海苔は内側に巻き込みあまり見えないようになっていますよね、そして胡麻も白ですね〜。青色とかピンクの海苔があったら良かったのかも。国ごとに色に対する意味があるのは興味深いです。

さて、ニューヨークで出会ったレインボーベーグル。ジューイッシュの子供たちが買いにくるそうで人気らしいです(右)。アメリカのフードカラー、カップケーキのバタークリームによく使われる色。青いクリーム、ショッキングピンクのクリーム、派手な紫クリーム、とにかく鮮やかな色をケーキに使います。ニューヨークでお菓子のお勉強した時に、先生がバタークリームに青のフードカラーを加えると、みなさんが「んーん美味しそう〜」と言ってたのはちょっと驚きました「本当!!」って心中で抵抗してしまった(-_-;)。聞くと子供の頃から、この青いクリームに慣れ親しんでいるから美味しそうに感じるとお話ししてくれました、「そうなのね〜」。

そういえば、レインボーといえば6月下旬にニューヨークのビッグイベント、「ゲイパレード」があります。その日はレインボーカラーの旗が目立つんですよね〜。
ニューヨークにとってこのレインボーカラーは、いろいろな意味があるようです。

ならば、NYスタイルを紹介しているブレッドオンブレッドとしては、ベーグル、レインボーベーグル作ってみなくちゃね!!ニューヨーカーに楽しんでもらえたら嬉しいわ!こんな感じかな?アメリカBGMと共に♪

※BonBではレインボーベーグルを作るクラスはありません、念のために。

ニューヨークはいろいろで面白い!