レギュラークラス後半(上級編)のパン

パンを焼くことに興味をもちはじめた頃って、まず、焼いてみたいパンは?って聞くと「フランスパン」や「クロワッサン」って言うよね〜。フランスパンもクロワッサンもかなり難しいパンです。プロでさえ機械任せで、というパンです。でも、パン焼き人になったからには、フランスパンもクロワッサンも一人で焼けるようになってもらいたいの。だから、上級編のクラスで焼いています。この頃になると卒業も間近ですから難易度の高いパンを毎月焼きますが、クラスにも慣れているし、手際も良くなっているし、私の声のアドバイスだけで良くわかるようになっていますよね。

フランスパンは3時間程度ので焼けるパンではないし、プロの世界でも一番難しいパンと言われているんです。でも、粉を選んで少しでも良いパンが焼けるように紹介しています。どうして、フランスパンが難しいのか、フランスの巨匠のビデオを見せながらお話ししています。それから、ブレッドオンブレッドは、通常、手ごねで生地を作っていますが、この頃になるとようやく「機械捏ね」の説明をします。機械捏ねのメリット、デメリット。この頃にお話しすると皆もよくわかってくれるよね。

初心者はとにかく生地を触る、触れるようになることです。
上級編は生地を見ただけでわかる、少し触っただけでわかる。

写真はメンバーの皆さんが焼きました。エピもシャンピニオンも販売できるほどのクォリティです。
来月はいよいよクロワッサンです。