ワダツトムさんは和田勉さんでした<和田勉さんを偲ぶ>

和田勉さんのことメンバーツィッターでつぶやいたら「え、ダジャレのおじさんかと思った」って。そうだよね、和田勉さん、テレビで顔をよく見かけるようになってからはずーっとダジャレ、今でいえば「オヤジギャグ」のおじさんでしたね。

和田勉さんの名前、ドラマの最後のテロップに「演出 和田勉」とみかけて、どんな繊細で素敵な人なのかしら?こんなドラマを作る人だから、きっとすっごく(今でいえば)イケメンなテレビマン「ワダツトムさん」って勝手に想像するくらい心に残るドラマを多く作った人なんですよ。

一番大好きなドラマ「阿修羅のごとく」演出:和田勉/作:向田邦子
このドラマで象徴的に使われる音楽「トルコの軍楽」がとっても可笑しくて、悲しくて、せつなくて、笑っちゃうんです。こんなに音楽がドラマにマッチしたものはいまだに他にはない。まるで、このドラマのために作った曲と思っていました。

音楽ってこういう風に生活の中に流れるものって勉強しました。Bread on Breadでは動画を配信していますが和田勉さんのドラマ影響しているかもしれません。ドラマの内容はここでは語りませが、ドラマ初出演の宇崎竜童氏の演技が新鮮で面白くて、いしだあゆみさんとのからみが絶妙でしたね。他の俳優陣も的確で良くできたドラマでした。和田勉さんの作品、見たことない人には特に女性にはこのドラマをお薦めしたいです。

テレビで和田勉さんのお姿初めてみたとき、「・・・・」この人があの「・・・・」でした。あんなセンスの良いドラマを作る人が、どうしてダジャレ??と正直、私のイメージ粉砕!私のイメージでは「ガハハハハ」なんて笑う人ではありませんでしたからね(^^ゞ

能ある鷹は爪を隠す。ドラマをみると和田勉さんの人となりとセンスの良さを感じることができる事でしょう。和田勉さん天国でもガハハハハって笑っていてくださいね。ご冥福をお祈りいたします。心に残るドラマをありがとう。貴殿のドラマファンの一人より。

最近のドラマってどうなのかな