甘酒のお話し

クラスで「甘酒作ったけど飲む?」と聞くと「飲みま〜す!」って即答する人と、「いえ。。」という人。そして、BonB特性秘伝甘酒?を配ると、まず驚いたように「美味しい!!、これ甘酒ですか?別もの」ってよく言われます。基本、甘酒と聞くと大体が冬に神社や観光地などで配られたりして、それはお米が粒々していて、ただ甘いだけの甘酒ではないでしょうか?寒ければ飲むけど積極的に作っては飲まないという人多いのでは??

甘酒には、米と麹だけで作るアルコール発酵させない甘酒と、お酒を作った後にできる酒粕の甘酒があります。どちらも好きですが、どちらかというと、酒粕の甘酒が好きなんです。お酒を飲まない私としては楽しむのはもっぱらこの酒粕のほうで、もう数年前から冬は甘酒を毎日飲むというのが一つの楽しみになっています。

一年通して見かけるガラスカップに入っているお酒や紙パックに入っているお酒にも酒粕が出ます。また、幻の極上の日本酒にも酒粕が出ます。どちらの酒粕が美味しいかというと語らずともわかりますよね。値段のはる高級日本酒でも酒粕となると買いやすい価格になるのが嬉しいね。ただ、中には希少なものもあり、即日完売、または予約で完売となり、なかなか手に入らないものもあります。

そんなに皆甘酒を飲むのかしら?と。多くは粕漬けや高級料亭などの食材として、奈良漬なども酒粕が必要になるわけです。最近は日本酒離れで作る量も減っているので、酒粕も希少になってきているそうです。酒粕はお酒を絞った後に出回ってくるので、毎年時期が決まっています。そのタイミングを逃すともう買う事はできないんですよ。

最近は、インターネットのお陰で、全国の酒どころの酒粕を買うことができます。各地の酒粕で甘酒比べをすると本当に味わいが違って楽しいんです。個人的には吟醸系の酒粕が好きですね。大吟醸と書いてあるとつい手がでます、いえ、ついクリックしてしまいます。

その酒粕からパンが焼ける。本当かな?酒蔵に聞きにいきました「この酒粕についている酵母でパン焼けるのかしら???」困ったように「さーぁ、そんな事できるんですか?」って逆に聞かれて、お酒の作る工程を教えていただいて、酒粕の秘密がわかりました。究極の日本文化と自然がいっぱいつまっている素晴らしいお酒ということ実感しました。飲めないのが本当に残念です、でも、絶対にパンが焼けるはずって確信もしました。だから、クラスを作りました。

どうか、この日本文化の日本酒が衰退しないことを切に願っています。

で、特性秘伝の甘酒の作り方ですが、大体適当に好きな味つけにしています。ポイントだけ紹介します
1、前日に鍋に水と酒粕(適量)を入れておきます。
2、ミキサーなどで撹拌します(これがクリーミーになる秘密)
3、お砂糖、塩、生姜すりおろしを好みの量を入れ、火にかけます。
これだけです。
2日目、3日目ごとに味に深みが出て美味しくなります。ただ、そのまま置き過ぎると、酵母が起きてしまい、甘酒が酸っぱくなってしまうこともありますので、キッチンが温かいお家は作ったあと、冷めたら冷蔵庫に入れたほうが良いでしょう。
それから、いい酒粕にかぎって冷凍保存したほうが良いですよ。

この酒粕から酵母がとれるようす、BonBの動画があります。興味のある方どうぞ参考にして下さい。

NHKでやってました。酒粕はとっても体に良いってビタミン豊富です。特に女性は冬場は体温めますから積極的に酒粕甘酒お薦めします。

本当に酵母に感謝です