15年も前に携帯電話と美味しいパンが焼けてたら

Twitterfacebook。メンバーとの話しの中で140文字で何かを伝えるには英語は難しいから、欧米人にとってはフェイスブックのほうが好まれるのでは?という話がありました。なるほど、確かに、日本語は俳句とか短歌とか短い文章で世界観を伝える言葉の文化があります。短文のほうが、より明確に伝わりやすい性質を持っているのが日本語なのかもしれません。つまり日本語が深い豊かな言語だからなのかな。

メンバーのツィッターは、パン焼きの質問の他、基本、肩の凝らないつぶやきが多く、思わず笑ってしまう事や、腹立ち出来事のつぶやきに同調してみたり、パン焼き以外のことも140文字のつぶやきから学ぶこともあるんですよ。こちらからは、酵母パン焼きアドバイスや趣味の話し、叱咤激励話しをつぶやいています。

F子さん(メンバー)ツィッターより(本人の了承を得て本文掲載しています)
『父よりメール 「昨晩F子の作ったパンを頂きました。ワインにピッタリでもう既に三分の一弱しか残っていません。悩みは食べ過ぎで太るのが心配。何よりのお土産でした。」 自然酵母のパン焼きを教えてくれたKAYO先生とTwitterに感謝!図らずも親孝行が出来てびっくりです。母がホームベーカリーを買ったのですが、美味しくない!と一点張りだった父なので、かなり嬉しい。』
住まいを共にしない娘と父がメールでやりとりできるなんて、うらやましいわ〜と思いました。

お父さんにとって、高級チョコよりもなによりも、娘の焼いてくれたパンが嬉しい贈り物なんですね。それも、ワインに合うようなパン。なんだかいいね〜!種も仕掛けも技もいらない自然酵母のパンは本当に簡単で、私も大好きです。最近は私も毎朝自然酵母のパンですよ<左写真>体にも良いしね(^O^)/

15年以上も前に携帯電話があったら、父とメールをしたのかしら?父からどんな言葉の返信があったものだろうか?父の携帯電話の待受け画面はきっと可愛がっていた犬の写真、そしてデータフォルダーの中のどこかに娘の写真があったりして。15年以上も前に、父の好きなパンが焼けていたら、パン好きな父はきっと、一言だけのメールをしてくれたのかも「次もたのむ」って。15年も前に携帯電話があって、美味しいパンが焼けてたなら、もう少し父の心がわかってあげられたのかな〜。

バレンタインディ。好きな人にパンを焼いてあげるのいいですよ。

追伸:こんな風にTwitterでつぶやいたり、パン焼いたりしているメンバーは、仕事、子育と日々忙しい合間に時間をみつけてパン焼きを楽しんでいます。みなさんパワフルですよ(^^ゞ