ドライハーブの作り方<ワイルドだろぉ〜>

いよいよ夏到来です。正直、パンなんか焼いている気分ではない!という残念な季節です。BonBのスタッフランチも、昨日はそうめんを頂きました。
さて、クラスでは、サイドディッシュやサンドイッチなどに、ハーブをよく使います。ニューヨークの食べ物は必ずハーブが入っています。それがアクセントになって素敵な味になるのです。すっかりお馴染みの「バジル」(右写真)もドライより、やっぱりフレッシュが香りが良いし味もいいです。最近ではお家で育てている人も多くいらっしゃると思います。私も鉢で育てたことがありますが、虫に全部食べられてしまった経験上、それからは、もっぱらマーケットで買っております。クラスでよく使うハーブ、沢山買うので必ず少しだけ余ります。水を湿らせたキッチンペーパーにくるんで、冷蔵庫でしばらく保存。。。でも結局、色が変わってしなびて捨ててしまうことも多々。

ある時、捨てるのもったいないから、ズボラにも冷蔵庫にそのまま放置(ラップもせず)してしまいました。数日経過してから、思い出したようにバジルを出してみたら、パリパリにドライになっているではありませんか!!!「もしかして!!」使ってみたら、市販のドライバジルより香りが良いです。このズボラに置きっぱなしというのが、想定外のものを生むのですね(^^ゞ
気をよくして、あえてバジルをいっぱい買って、ドライバジル作るようになりました。冷蔵庫にもよると思いますが、1週間や10日くらいかかるのかしらん?とにかく、パリパリになるまで放置です。それがこの右写真。使う時はこれをバリバリに細かくして使っております。バジルの季節です。今のうちにドライバジル作りましょうよ。
それから、気を良くしてディルもやってみました。ディルは変色もあまりせず、香りもよくパリパリになります(下写真)。そして、もっと気をよくして、パセリもやってみました。これもいい感じでドライになりました。

パンを焼くようになってから、「腐るまで待ってみる」というのがクセのようになっています。
自然酵母でよく聞かれます「酵母がまだぷくぷくして来ません。匂いは悪くないんですけど、だめでしょうか?」って。そいう時は私は必ずこう答えます「私なら、腐るまで待ってみるわ♪」って。だいたいそれで問題解決するんですものね〜(^^)v

パンのルーツ「小麦粉と水をこねて、放置してたら膨らんでた」です。マニュアルが全てなら新しく面白いものは生まれないですよね。マニュアル人間になってませんか?

注:ドライハーブ作りに適している冷蔵庫。冷蔵庫内がめちゃくちゃドライになってしまうものが最適ですよ、ワイルドだろ〜(^^)v