世界無形文化遺産「和食の源」を楽しむ

今年もあっという間に1月も終わろうとしております。新年度の準備をしながらクラスを行う日々であります。
さて、昨年、「和食」が世界無形文化遺産に登録されました。Kayo先生なりに感じることですが、つまりは、「糀(こうじ)」なのです!日本にしか生息しないカビの文化が和食を生み、文化を育んだということではないかしらんね〜(^0_0^)

実はず〜っと前から酒粕っちゅうものに興味があって、寒くなるとKayo先生は参加者の皆さんに甘酒をふるまっております。酒粕といってもいろいろで、どういうお酒を作ったかで酒粕の味が違い、そして甘酒の味も違うわけです。何故、味が違うのだ???ということから、少しだけお勉強してみたら、酒粕の正体がわかって、ならば、その酒の酵母でパンが焼ける!!って気づいたわけです。

どうしたら、その酒の酵母をリサイクルできるか、試行錯誤。お家で手軽に作るには???

ニューヨークのパンも大好物だけど、この日本で育った酵母でパンを焼いてみると、なんと言っていいか、身体の、いや細胞がほっとしているって感じ。
これは、日本人の身体に流れるDNAが反応しているのか???(^^ゞ

なんとも、ほっとする美味しいパンが焼けるわけです。「和食のパン」って感じですね。冬は搾りたてのフレッシュな酒粕が手に入るのでこんな事して冬を過ごすのもいいですよ。

「糀」は、和食の源である味噌、醤油、酒、などなど。糀で作る塩糀もいいですが、杜氏のこだわりで作ったこだわり日本酒。お酒を搾ると酒粕ができます。この酒粕は通常、漬け物用、お料理用などに使われますが、その上、Kayo先生は、甘酒で楽しみ、そしてパンを焼き、ワッフルを焼いて、あますとこなく、この世界無形文化遺産を楽しんでしまうわけです。そうそう、それから、この上画像に「酒酵母饅頭」も最高です。笑っちゃうくらいほっとして美味しいのよ。

「貴方が大事に育てたこだわりのお酒は、私の所に来たら、美味しいパンになりました。美味しいものに国境はないですよ、杜氏殿」とメッセージを届けたいですね(^O^)/

最近は偽造、誤標示、異物混入などなど、いろいろなことがニュースで流れます。それが心配なら、ご自分でつくってみてもいいのではないでしょうかね〜。

自然酵母クラスはこれから続けていきます。

「ニューヨークスタイル」。世界中の食文化が集まる街。ベーグルだけでなく、世界中の食文化に目を向けることが本当の意味でのニューヨークスタイルが見えてくるのではないですかね(^0_0^)

Kayo先生は「醤油好き」です。何故なら、美味しいパンは醤油の味がするのです(^^)v