Kayo先生の11キロ体重減のお話し(実話)

やっとブログ更新します。11キロ減のお話し、つづき。
昨年の今頃(3月頃)、突然、顎が開かなくなったのね〜、どうやら長年共に歩んできた埋没していた歯「親しらず」が原因らしい。水道橋の大学病院を紹介していただきました。そこでの検査結果は、抜歯すれば終わり、なんて簡単なものではありませんでした。炎症が広がりCT画像をみると、なんと顎まで溶けているではありませんか(;O;)。このまま放置したら顎骨が大変なことに。。(怖〜い)。手術回避するのは無理。。やるっきゃない(;O;)。抜歯と嚢胞の摘出手術、全身麻酔、入院9日間。今まで元気印の私としては、産まれて初めてのキーワード。とっても不安。。。
クラスの日程を調整して、入院は10月になりました。
それまで、教室の生徒さんたちに、いろいろな入院体験、抜歯体験、全身麻酔体験を聞いてみたりしてはいたものの、、、やっぱり嫌だわ〜、怖いわ〜(-_-;)入院1か月前には、あまりにも嫌で情けなく、このままではいけない!と思い、前向きに治療と向き合わねば、そしてこの際、何か興味深いことをみつけなければと改めて考えてみました(^_^.)。

9日間静養できるという以外に、「病院食」は本当に初体験であります。管理された食事ってどんなメニューなのかしら?何が食べられるのかしら?などなど、興味は「病院食」にありました。一日に必要なカリロー分の食事。必要な栄養とカロリー。以前から自分の食生活が何カロリー摂取しているのかよくわからずに、ただテレビや雑誌の情報に振り回され、○○○ダイ○ットなどトライするも多々あり(もちろん成果は殆どなし)。
そう思ったら、9日間の入院も悪くないかも。心身ともに健康になれる(^_^)/

そして、予定通り10月、手術前日に入院。手術前後の最終説明を受けたり、その時点でなぜか血圧も上昇、微熱。当日も微熱は下がらず、、、自分でも原因不明(-_-;)。風邪ひくと喉が腫れて全身麻酔に支障があるらしい。

午後1時頃、手術決行!歩いて手術室へ。
テレビドラマでしか見たことのない手術室は迫力満点でした。できれば写真にとどめたいくらいでした。なんだかワクワクしていましたよ〜(^^♪
そして、1時間ちょっとの後、「終わりましたよ〜」って遠くで聞こえて意識が戻りました。口の中がなんか変な感じ(゜_゜>)
痛みは全くないけど、体がだる〜い感じ。でも、ほっとしました。悪いところは全部摘出していただきました。
先生そして皆様ありがとうございました<(_ _)>


その日の晩から食事が出ました。さすがに口内が腫れてるし、満足に食べる元気もなく。。。
一日1650カロリーの食事が始まりました。お粥の粒すらもぐもぐできず、なのでミキサー食(左写真)になりました。普通食をペースト状にしてもらいストローで喉まで運ぶスタイル。まるで離乳食状態。それでも、この食事は有り難かったですよ。栄養士さんが調理名をメモで記してくれているの。メモがなかったら何食べているかわからないからね)^o^(

口内(左頬)の腫れは、2,3日後がピークで、もちろん痛みもありましたよ(;O;)痛み止めが効かない夜もありました。教室の生徒さんたちとツィッターを通して励まされたり気が紛れたりでした。みんなにもその節はお世話になりました<(_ _)>

とにかく、朝から晩まで「おもゆ」でした。

一番印象的だった食事はこれね。こんな天ぷら(右写真)を食べたことないわ(^O^)思わず尋ねました「なに天ですか?」って。ストローで食べたこの天ぷらは、喉までくると確かにエビの味、ちくわの味でした。もちろん完食しましたよ。ちょっと面白いので、入院中は最後までミキサー食を続けようと思いましたが、退院2,3日前にはさすがにギブアップでした。
「やっぱり、目でみてわかる食事が恋しい(^^ゞ」それからは、刻み食(細かく刻んだ食事)にしてもらいました。

食事って、ただ栄養補給するだけでなく、形があって、色があって、食感があって、自分の歯でもぐもぐできることが、人らしい食事なんだって強く思いました。改めて食と健康を考えさせられました。

そして、一日1650カロリーの食事は、今までの自分の食生活を見直すいいきっかけになりました。
ちゃんと食べる。必要なだけ頂く。おいしく頂く。なんでも食べる。
この事がわかっていたようで、わかっていなかった自分に気づいたわけです。反省もしました。

退院のとき、献立表をいただいてきました。それを今も冷蔵庫に貼り付けて参考にしております。
それからは、この事を教訓に食べ過ぎないこと+適度な運動を心がけていたら、身体が自然に適正体重に向かってきました。気づいたら11キロも落ちているではあ〜りませんか(^^)v
今年は膝痛解消、足裏痛解消。身体も心も軽い春を迎えております。

相変わらずテレビなどでは、炭水化物抜き○○とか、○○パウダーが良いだと、情報が飛び交っておりますが、大切なことはそんなことではないんですよね。実感しております。暴力的に食べてはいけません、欲しがってはいけません、ただ、普通にちゃんと食べるのみ(^o^)丿そして、たまには贅沢な物を少しだけ。
「ダイエットしなくちゃ!」って思ったら、そこから考えなおしてみましょう。まずは「ちゃんと食べよう」から始まるのです。

雑穀入りの自然酵母の自家パンにオメガ3油に胡椒、そして少しチーズ、ヨーグルト、豆乳ラテとサラダを少し。これが私の朝食です(朝は絶対においしいパンじゃないと!)。

そうそう入院中は若いイケメン先生たちが毎晩、様子をうかがってくださったのも抗生物質に勝る特効薬でもありましたよ。現在も経過観察で月一回、診ていただいておりますが、この治療が終わる時が来るかと思うと、ちょっと淋しい気がしておりまする〜「もう親知らず」がないのです(;O;)

K先生そしてY先生のお陰で充実した入院生活を送ることができたし治療も苦になりませんでした<(_ _)>。その上、ノリが良すぎて「ローリングストーンズ東京ドーム」でお席が近かったのには本当に驚きでした。またいつかロックコンサートでお目にかかれるといいですよね♪先生!次は誰ですか?こちらは次はビリージョエルですよ(*^^)v

お口の中が健康になると身体全体が調子よくなりますね、一生、自分の歯でパンが食べられるように、お口の中のお手入れも怠らないこと学びました(^^♪

というわけでした。今もちゃんと食べ続けております。K先生、Y先生とご縁があったこと心から良かったと思っております<(_ _)>