ニューヨークのベーグル穴からみえる日本

1988年、ニューヨークで初めてみたパン「ベーグル」。当時、名前も知らなかったから真ん中に穴があいているパンみたいな食べ物。このパンが多くの興味を見出してくれるとは思いもよりませんでした。

ニューヨークのべーグルの穴から日本を眺めてみた。
日本の優れた食文化や民族性などがまったく伝わっていないということを残念に思ったりする。「NYでは日本人はマイノリティーにもならないくらいの小さい存在」と在住の日本人ドライバーの人が語っておりましたっけ。

日本人は日本人を認めない。

NYに住む多くのジューイッシュの子供たちは通常会話する英語の他に、自分達民族の言葉(ヘブライ語やイエディッシュ)を身につける。アーミッシュの子供達はペンシルバニアダッチという言葉から話し英語は後まわし。言葉は民族の結束を強め、自分の存在を忘れないという事でもあるのかな。

遂に、日本は小学校から英語を教育課程に入れてしまった。これって、どういうの?まずは正しい日本語をちゃんと身につけようよ。英語が話せることがインターナショナルなのではなくて、日本語が話せることのほうがインターナショナルなのではないのかしら?子供のうちから英語に親しむ??何のため?それだけの事なら家でディズニー映画の英語版を見せたほうがよっぽど子供は喜ぶのでは?言葉が話せることが大事なのではなくて、まず思考することが大事でそこに言葉はついてくるものですよ。

最近はある会社でもミーティングは英語で行うと、社内は英語でって。その主旨の詳しいことはわからないけど、日本はスパイがうようよしてるらしいのよ。誰でもわかる言葉でミーティングなんかしてたら盗聴されて企業秘密もバレばれね♪

日本人は日本を認めることからスタートすることが必要なんじゃないかな〜と思う。

日本のパンは高齢化社会に向かってパンはますます柔らかくなっていくでしょう。でもベーグルのように噛みごたえのあるパン、毎日食べたら顎も鍛えられ、思考力もアップ、集中力アップなんですよ。そんなパンは、もうお家で焼くしかないと思うわ。私?英語めちゃくちゃだけど、噛みごたえのあるパン大好きで、毎朝、頂いています。そして日本の伝統的な味噌も作ってるし、日本酒酵母でパンも焼くし、クラスも行っているし、個人的には麹を使って甘酒作ったり、塩麹も作ったり、日本の文化も楽しんでおります。

自分で焼いたベーグルの穴からニューヨークをみたら何が見える?