アーミッシュのおもてなし

アーミッシュって知ってますか?
ニューヨークに住んでた頃に出会った人達です。最初は映画「目撃者・刑事ジョンブック」で知りました。ペンシルバニア・ランカスターにいまだに電気もガスも使わず、電話、車もない、馬車で生活しているキリスト教系の人々が住んでいるという。「ニューヨークのおいしい生活」(角川春樹事務所)に彼らとの出会いを書いていますが、「手作りパン」との出会いは彼らの生活を知った時からでした。話しは長くなるので、この時の事はクラスでお話しするとして(^^ゞ

ここのパンは、ニューヨークのハード系で歯ごたえのある、とは違って、ソフトで優しい味のするパンでした。そしてスィーツは甘くてホームメイド感たっぷりにお菓子です。

これはポテトバンズ(右写真)。じゃがいもを使ったパンでふわっとしっとりで甘味があります。日本人は誰もが好むようなパンだと思うわ。パンの間にある茶色いのはアップルバターといって、アップルサイダーからつくる砂糖なしのりんごのジャムです。NYのよりもここのアップルバターが大好きなんです♪。

それから、シューフライパイ(左写真)。アーミッシュの間ではとてもポピュラーなパイです。ホームステイ先のホストファミリーに秘密を聞いてきてるのね。だから、今年も現地へ行ってその秘密を買ってきました。とっても温かい味のパイなんです。作り方はいたって簡単だからクラスで紹介しています。その焼立てのパイにクリームを添えて頂きましょう♪

アーミッシュは元々はドイツ系の人たちなんです。そのせいか、ここのプリッェル(右下)はソフトで食べやすくてマスタードととてもよく合うんです。ハニーマスタードもいいわね。ここへ来たら絶対に買うものはマスタードザワークラウト、フレッシュホースラディッシュ、アップルバター。
あとはアーミッシュといえば、映画の中でもそのシーンが出てきましたが(レイチェル(ママ)が瓶詰作業しているところ)収穫した野菜や果物などを瓶詰にするものです。有名なのがチャウチャウ。これはレリッシュ(付け合わせ)なんですが、野菜やマメ類を甘いビネガーにつけて保存する食べ物です。パンにとっても合うんです。

何故か最近ときどき耳にするわね、「ウーピーパイ」(左)ですが、ここが元祖といってもいいかもしれないわ。ウーピーパイは実はカップケーキの残り物なんです。カップケーキを作って余った生地でこんな形に焼いたものが定着したらしいのね。現地のサインに書いてありましたよ。生地はチョコでクリームはバニラなのよね〜。今年、みんなと訪れた時その事、説明して少しづつ分けて食べてみたんだけど、反応は微妙でしたね(^^ゞ
クラスでは作りませんが、またいつか。

というわけで、クラスではポテトバンズ、プリッツェル、シューフライパイ、チャウチャウを作ります。アーミッシュのお話しもしながらクラスをすすめて過ごします。お楽しみに!

11月23日(水祝)満席
11月24日(木)
お席余裕があります。年に一度この時期に行うクラスです。この機会にどうぞご参加ください。
アーミッシュのおもてなし

来年はアーミッシュカントリー、1泊じゃなくて2,3泊ゆっくり過ごしたわ〜