自然酵母でパンを焼くこと

このGWに1日講座「自然酵母パンと塩糀作り」開催いたします。さて、その自然酵母のことお話ししておきましょう。
自然酵母は本当に難しくないんです。多くの人が「上級編で難しいパン」と思ってしまうのが本当に残念です。どうして難しいと思ってしまったかというと、「だって、本の通りにやっても出来なかったし(-"-)」というわけです。「その通り!!本の通りにやるから出来ないのです!!」と声を大にして言いたいわけですね。だって、相手は「自然なやつで、それも目に見えないの、そしてどんな力があるかも計り知れないわけです」。自然界のもの全てが、本の通りになんでも片付いたら苦労はないですよ。良くみかけるのは「干しぶどうを使ってレーズン酵母」とかね。レーズンは酵母起こしやすいです。そして一年中あります。安定しているという点でレーズン酵母使ってパンを焼いているベーカリーが多いのでは??
お家でパンを焼くって、安定したパンを毎日焼くということではないです。それはパン屋さんの仕事。お家で焼くことって、毎日、微妙に違うパンが出来ていいんです、それは、どこにも売っていないお家の味になるからです。
で、日本にはドライフルーツだけでなく、四季折々のフルーツが沢山あります。そのフルーツや野菜から酵母を採って、パンを焼いてみましょうよ。個人的にはいつも焼くパンはこの「自然酵母パン」なんです。忙しい人は自然酵母がお薦めです。ただし、気が短い人、性格がきっちりしている人、毎日同じパンを食べたい人、などは、この自然酵母パンはむいていないかもしれないですね(^^ゞ
酵母がとれたら、その後、粉を何度かつないで、つないでいるうちに量が増えて困るぅ〜」って。たぶん、そのほうが酵母安定するでしょうね。でも、お家でパンを焼くってそういう事でない気がするのね。だからBreadonBreadのやり方は粉は1回のみで、使い切りです。冷蔵庫にドロドロの酵母がいつまでもあって、知らないうちにカビだらけ(-_-;)なんていうことはないですよ。パンはもっと自由な発想で焼くことができるんですけどね〜。
上の写真は、昨年、梅シロップ漬けを作った後に、シワシワになった梅から酵母が採れたものです。そしてそれでパンを焼きました(左写真)。こういうパンはクラストがめちゃ美味しいの。

私も毎回違うパンが焼けます。膨らみが良かったり、悪かったり。原因はわかりません(^^)vでも味が好きで毎朝、好きなオリーブオイルをつけて、サラダで朝食してますよ。

そんなブレッドオンブレッドの自然酵母パンのクラス、興味のある方はどうぞふるってご参加ください。

お家で焼くパンに専門知識は不要かな。固定観念にとらわれずに、自由な発想が必要ですね♪