醤油仕込み〜東京オリンピックが終わる頃に♪

最近は麹、甘酒、酒粕などブームでしょうか?実は、その辺りのkayo先生のマイブームは既に落ち着いておりまして、10年以上前から、興味がありましてクラスにしています。「酒酵母でパンを焼く」「味噌仕込み」「醤油仕込み」「美味しい酒まんじゅう」「麹でパン」など。最初はニューヨークのパンを食べたいから自分で焼く!がきっかけでしたが、世界はどんどん広がり、目に見えない微生物達の力の素晴らしさを実感し、感謝し、愛おしくも感じております。
最近は1時間でパンが焼けるとか、発酵させないパンとか、捏ねないパンとか、「短時間で簡単」に話題があるようですね(p_-)
言っちゃなんですが、1時間でパン???ならば、5分でパンを買いに行くほうが、私はいい!(^^)!。発酵させない???微生物達のなせる技を貴女は知らない(*^^)v。捏ねない???確かに加水の多いパンは捏ねない、いや、捏ねられないパンなどありますが、パン作りは捏ねることに面白さがあるの貴女は知らないのですね〜、残念!

そんなわけでBread on Breadでは、そんな事も大切に考え歩んで20年。卒業生の味噌仕込みも実は今年が最後でして、以前からのご希望で醤油も仕込んでみました。味噌も醤油も日本の空気で育まれるの実感します。味噌は8月に味噌開きです。この醤油は、実はもう少し手間と時間がかかります。
今回仕込んだ醤油が完成するのは、2020年の10月です。東京オリンピックが終わる頃に、この醤油は完成します。2年かかった醤油作り、使ってしまうのに数か月((^_-)アチャ〜)こういう時間がかかる事はお嫌いですか?
醤油作りは、何が大変かというと、出来上がった醤油を絞るのが実は大変なのです。布巾に包んで思いっきり絞ってもまだ力たりず、お蔭で芳醇な醤油粕ができてしまうんです。酒はしぼると酒粕ができ、醤油をしぼると醤油粕ができるのです。出来上がったお醤油はそれはそれは市販のものと違った味わいの深い醤油ができ、同時に芳醇な醤油粕もできてしまいます。この醤油粕はどこにも売っておりません、この芳醇な醤油粕は、大匙1杯ほどお椀に入れ、簡単なグザイを入れて、お湯をそそぐと、なんと高級赤だしお味噌汁になるではありませんか(^O^)。
発酵食品というのは無駄がないんですね〜♪
20年前、教室をスタートした頃、「デジタルを使って、アナログの楽しさ面白さを伝えるのだ!!!」と思って、インターネットを使って情報を発信してきました。最近はデジタルをよりデジタルに?ですか?全てがボタンを押すだけでなんでもやってくれるのがいいんですかね〜????
Kayo先生の考えはちょっと違うんです。時代について行けてないですかね?デジタルの(1と0しかない世界)面白さよりも、やっぱりアナログのほうが面白みを感じちゃうんですよね〜♪
「忖度(そんたく)」とか「匙加減(さじかげん)」とか嫌いな言葉じゃないですよ。匙加減こそがオリジナルなものを産みますからね。BreadonBreadはそんなKayo先生のパン教室です。4月からまた楽しくクラスをやりましょうね!

数年、力を入れております競泳と日本泳法。こればかりはアナログであります。必至で手と足をバタバタ、時にはスイスイと動かしております。苦しくて身体、思うようにいかない事が多いですが、楽しいですよ、今年も大会に出ます〜(^。^)y-.。o○。