「パンのスタイリング」クラスはこんなクラスでした♪

私が、料理本をみるときに一番気になるのは何よりも写真で、特にスタイリングが気になるんです。私が好きな写真は動きがあるもの、それは生活のどこかの一部を切り取った美味しさに思わず心が動くというもの。新刊出版ということもあり、今回限りの「スタイリング」クラスを行いました。スタイリングって何よ?というところから説明しますが、これが以外に難しいものです。どうやってイメージを膨らませて美味しそうな自分らしい写真が撮影できるか?
これ(右写真)は、生徒さんが、スタイリングしたもの。
「これ、何?」
「朝、息子と朝ご飯食べるところなんですけど」
「ぜんぜんわからないわ〜、楽しくないし、ただ並べているだけね」
「うーん、そうなんです、どうしたらいいですか?」
「お家のテーブルって、何があるの?」
「テーブルの上には、子供のおもちゃが、がちゃがちゃあって。。。」
といろいろお話しているうちに、だんだんイメージが膨らんでくるんですよね。
(左)こんな雰囲気になりました。おもちゃが少しがちゃがちゃしているのが見え隠れしていて、最初のよりずっと美味しそうになったでしょ、動きもあるしね♪

次の下写真は生徒さんがスタイリングしました。同じパンなのにそれぞれ表情が違うしとても個性的で、パンも美味しそうですよね♪




最近は、Bread on Breadでも、焼きあがりのパンを写真に記録しておくという人が当たり前になってきています。パンは色が同じ茶色なので、アルバムにしてみると、どれも同じように見えてしまいますよね。だから、自分流にスタイリングしたほうがいいし、美味しさ楽しさも写真に残しておけます。クラスでは結局、時間が足りなくて、1パターンか2パターンしかできませんでしたが、お家にあるキッチン雑貨を使って楽しいパンのある生活の一枚残しておくといいです、スタイリングすることお薦めします。参加者の皆さん、お疲れさまでした。

前回の本も、新刊「ニューヨークスタイルのパン」もスタイリングは私が担当しました。これだけは他の誰かに任せることはできないところなのよ、だから、毎年、ニューヨークへ行って、引き出しにいっぱいいろいろ詰めてきます。最近はその引き出しもいっぱいで、はみ出ていたりするのよね〜、ダンシャリ必要かしら?(^^ゞ