20周年記念ツアー企画が決定しました!!

今までも何度か、教室参加のみなさんとニューヨークへ行ったころがあります。今、思い返しても楽しい思い出ばかりです。ここ数年そんな機会がなかったんですが、今年は20周年ということもあり、そして、今回が最後として、ニューヨークツアーを企画しました。

このツアーはアーミッシュとの出会いから始まったKayo先生のパン作り、そのアーミッシュ村へ、そしてニューヨークの美味しさ、楽しさが実感できる、特別な内容のツアーになっています。NYへ午前中着なので、そのまま専用バスで、マーケットへ直行する予定。美味しいランチに舌鼓、その後、有名雑貨屋へ直行してもらって、ホテルへチェックイン。ホテルはセントラルパークにほど近いところを予定しています。劇場へも徒歩圏内。Kayo先生同行しますので、日本で紹介されてない所などへも。

この機会に一番良い季節にニューヨークへご一緒しませんか?
現在、ツアー催行決定しています。定員になり次第締め切りとなりますので、お申込みはお早目に!

このツアーへは教室20周年記念なので、今までクラスに参加した事のある人+ご友人(ご家族)までが、ご参加いただけます。
興味のある方は詳細をお知らせいたしますので、ご連絡ください。

お一人で申込み可能です。

このツアー代金に含まれるもの:エコノミー往復航空券、ホテル泊(二人部屋利用)、専用バス移動(空港送迎、アーミッシュ村含む)、夕食2回。
旅行企画・実施:㈱JTBコーポレートセールス

このツアーのお問い合わせは、こちらから。

自然酵母のお話し「梅の季節到来です」

梅の季節です。スーパーや八百屋さんに、緑色の丸いの、そのままでは食べられない果実が並びはじめました。テレビでも「梅酒」「梅干し」「梅ジュース」など、有名な先生が出てきて教えてくれたりするのがこの季節であります。加工するのに少し時間がかかりますが、自家製梅○○○は、本当に美味しいですよね。
パンを焼く人にとってのお楽しみはそれだけでなく、「梅からパンを焼く」が、なによりも楽しみなのです。すでに受講された方には、きっと美味しいパンが楽しめているはずですよね(^0_0^)、その後、いかがでしょうか?もう、少ししたら、完熟の梅も出てくるの、楽しみですよね〜(^^)/ 実がふっくらした南高梅の完熟あたりが、美味しいと思うわ〜♪

パンは外国から渡ってきた食文化です。なぜだかわかりますか?日本の気候ではパンの酵母が育ち難いからなんですよ。なのに、今は米食をぬいてパンを食べる人が増えてきました。パン作りに情熱を燃やし、研究、開発してきた、先人達に感謝するしかないです。パンって当たり前じゃないんですよ(@_@;)
自然酵母から酵母を採ってパンを焼く、そんなことやってみると本当によくわかります。

貴女はまだレーズンから酵母起こして、、、なんてやっていたとしたら、少し残念ですね。パン屋さんが焼かないパンを焼く、それは家庭のパンです。世界で一つ、世界で一番おいしいパンなんです。

じゃあ、その家庭のパンってなに?家庭で焼く自然酵母パンってなに?ということですよね〜。
まず、ちゃんと季節を感じてください。空気感を感じてください。もっと身近に感じてください。パン屋さんはコストパや安定したパン作りが最重要です、でも家庭では違います。
楽しむことです

いつもクラスで、いろいろお話しします。「多くの人が自然酵母は難しい、大変、家庭では無理とか、本でやってみたけど無理だった」などみなさん、そう言います。わかりますわかります、Kayo先生も昔、そう思っていましたからね、でも、「違うんです」ってわかったんですよ。

まずは季節を選んで下さい。季節に合ったもので酵母をお越し、パンを焼くことが大事なんですよ!!!!!!

バナナで酵母起きます、でもKayo先生は「バナナは食べます」。トマトで酵母起きます、でも、Kayo先生は「トマトは食べます」。ヨーグルトで酵母起きます、でも「Kayo先生は毎朝食べます」。ぶどう(レーズン)から酵母起きます、でも、Kayo先生は「後からパン生地に入れます」。ハーブで酵母起きます、でもKayo先生は「ハーブは後から生地に入れます」。そして、、
梅は酵母起きます、まずは「パンを焼きます」「梅ジュース作ります」「夏になったら梅の炭酸ジュース飲みます」「しわしわ梅でまたパンを焼きます」、梅酒にもなり、梅干しにもなり、こんなに素敵な果実に気付かないなんて本当に残念です。テレビでも「ジュース」「梅干し」「梅酒」どまりです。パン焼きの人にはぜひ「パンを焼く」もやってほしいわ。
ただ、この梅、6月をピークになくなってしまうんですね〜。だから季節限定の「初めての梅酵母のパンを焼く」クラスをやっています。なぜ、今でなくちゃいけないのかも、クラスでお話しします。そうしたら、きっと果実酵母って、ぜんぶわかりますよ(*^^)v、特に、今まで「酸っぱいパン」しか焼けない、なんて事経験のある方はぜひともいらっしゃってください。

来年のこの時期にできるかどうかわからないので、ぜひこの機会にクラスへどうぞ。

なるべく多くの人に伝えたいので、平日夜クラスも開講しています。2名以上でお申込みいただければ、開講できますので、まずは日程をご相談くださいね(^0_0^)
「初めての梅酵母でパンを焼く」クラス、現在、募集中です。

Kayo先生は夏は水活で時間とられていますので、土日昼間のクラスができない事もあります。平日の夜なら開講可能なクラスもありますので、どうぞお問い合わせくださいませm(__)m。

ニューヨークスタイルの今と昔。。。。

ディーン&デルカが日本に上陸する前に「ニューヨークスタイルの人気のパン」(世界文化社)を出版してました。だからその頃もまだ、よく聞かれましたよ「ニューヨークスタイルってなに?」ってね。
私の感じるところはディーン&デルカが日本に上陸してからは、そんな事は言われなくなったと同時に、ニューヨークのイメージがいっきに好印象になっていったと思います。「アメリカ美味いものなし」「ニューヨーク犯罪都市」というイメージがいっきに払拭された出来事だったと思います。

なぜか、人は常に昔を懐かしみ、「○○は良かった、楽しかった」と言ってしまいます。楽しい出来事がフラッシュバックするのです。そして、その楽しかった出来事を人に伝えたいと思うのです。価値観を共有できる人を探すかのようにね。。。

そして、2005年「ニューヨークの美味しい生活」(角川春樹事務所)、なんとエッセイ本を出版したのです。ニューヨークで興味深かった出来事など、1988年辺りのニューヨークの生活を思い出して書いたものです。

ニューヨークでの出来事は、パン教室BreadonBreadのKayo先生に至るわけですが、教室ではニューヨークで出会った、日本では出会えないパンを焼く教室です。それは今も変わらず続いていますが、最近、このニューヨークスタイルに若干の温度差を感じております。

ニューヨークで好きだった個性的なレストラン、ベーカリーやカフェがどんどん無くなっていくのです。イタリアンカフェ・ラフォーチュンジョンレノンの行きつけのカフェいつも店主が好きなイタリアンオペラがBGMが流れるカフェでした。中庭で時間を過ごすのが好きでしたね。
一番好きなベーグルは「H&Hベーグル」でした。当時、住んでいたのがこの近くだったので、ベーグルの美味しさを教えてくれたベーグル屋さんです。私のレシピはH&Hベーグルを目指せ!!で作ったものです。そして、「ポップオーバーカフェ」で初めてポップオーバーに出会った衝撃は心躍りましたね(^○^)、こんなに楽しいパンがあるなんて、絶対に日本女性に伝えたいと思いました。どのお店もずーっとずーっとあったんですよ、それが、残念なことに今は。。。(;O;)、他にもいろいろ。。。

ニューヨークは流動的な街なので、新旧入れ替わりが起きるのは当たり前のことですが、Kayo先生が好きだったニューヨークスタイルは、その昔、アメリカンドリームを求めて入国してきた人たちが持ち込んだ食文化で、それが色濃いレストランやベーカリー、雑貨屋さん等々、、好きでしたね。。

ずーっと欠かさず年に一度はニューヨークへ出かけておりますが、自らも年齢も重ね、そして、ニューヨークも変わりつつある中で、Kayo先生のニューヨークスタイルはもう違うのかもしれませんね。ニューヨークへ行くのは、ニューヨークのイメージを刷り込むためで、そのイメージをクラスで具体的にするというのが自らの使命なのですが、そろそろ、ニューヨークを卒業してもいいのかもしれませんよ(^_^.)。

そこで、今年はこれが最後で「Kayo先生と行くNY満喫&アーミッシュ村」を計画しています(現在、メンバー優先受付中)。フリータイムには、日本では紹介されてないカフェや、昔からあるデリなどへご案内する予定です。

現在、昔と違うニューヨークではありますが、365日「パンフェア」の街です。パン好きにはおススメで、刺激で楽しい街には、違いはありませんよ(*^^)v

教室をスタートした頃、生徒さんたちとニューヨークへ行けたら素敵だわ〜♪と思ってた事が、実際にNYツアー企て、何度かご一緒しましたよね〜♪今回が最後になります是非また!

この20年を振り返ると・・・ベーグルのレシピ作り

NYでは当たり前にパンが美味しくて、近くにお気に入りのベーグル屋さんもありました。24時間買うことができます。それでも、アパートで自らパンを焼こうとしてたのは、アーミッシュとの出会いでお家で焼くパンがある生活を知りました。それはなんだか、今までとは違う、豊かさで、時間の中にパンの香りが漂う、なんとも素敵なゆったりした流れでした。
当初こんなパンを焼いてましたね。(写真左下)ベーグルもなんだか形が悪いけど、パンが焼けるのは楽しい時間でした。
1991年、湾岸戦争が終わって、少し落ち着いた頃にNYのアパートも全部引き払って帰国しました。
帰国後はニューヨークのパンが食べたくて、特にベーグルは食べたかったんですよ〜。NYで焼いていた未熟なものでなく、本格的なNYで食べたのが〜〜とね。当時は日本ではベーグルの認知度がないので、情報がまったくないわけです。
売ってもないなら、自分で焼くしかないぜ!!!自己流、試行錯誤、ニューヨークへ行く、自己流、試行錯誤、ニューヨークへ行く。。を何度繰り返したでしょうか。美味しいベーグルが焼いてみたい!!自分で作る!!!

図書館へ行きパンの事を調べてみたりと、今となっては思い出せないほどの試行錯誤だったと思います。一番苦労したのは、ケトリング後のシワシワベーグル。NYのは形が悪くてもシワシワのものは一つも見たことがない。
「日本とアメリカでは材料も水も違うから、ベーグルなんて焼けないよ」と、NYのベーグル屋のお兄さんに言われてしまった(;_:)。
という事は???????

日本での別の作り方があるのかしら(^^)v。。日本で手に入る材料を使ったベーグルの作り方が。。。

参考になる本を手本にやってみたけど、一つも満足のいくものは出来なかったのよ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
シワシワベーグル時代と言ってもいいくらい、その頃は何度やってもだめでした。NYでは、ハイグルテン小麦粉というのがあってそれで作るとな????

日本にない!!!!

日本でグルテンをみつけて、強力粉にたっぷり混ぜて、「まさにハイグルテン小麦粉のできあがり!!!!(^^)!」

焼いてみた。

(@_@;)すっごーいのが。。。オーブンに入ったら、膨らむ膨らむ膨らむ膨らむ、つやつやに膨らむのです。これには、遂にやった!!と思いましたが、オーブンから出したら、しぼむ、食べたら、かすかすしてる、まるで、麩菓子のよう(?_?)
その頃、グルテンと麩が同じものと知らなかったので、量も加減せずに添加したわけです(^_^.)

少なくともハイグルテンはそんなにも重要なことではなさそうです、だって、麩菓子ができてしまうなんて(;O;)
で、ある時、気づくんですよ、ヒントは「うどん」にありでした。「シワシワうどん」なんて見たことない。茹でてもつるつるして、もちもちだとね。ならば「うどん」を作ってみる。

だが、、私のは「ぶちぶちに切れるうどん」でした。この失敗は「シワシワベーグル=ぶちぶち切れるうどん」と気づかされるのです。
そして、うどん屋さんに行き、尋ねてみました「このお店のうどん、とっても美味しいです、でも私のうどんは、「ぶちぶち切れるうどん」って、どうしてですかね???」と。大将はこう言いました、

「あ〜〜、そりゃ、水回しが悪いんだよ!」「水回し???」

この大将のアドバイスが、どれだけ、ベーグル作りを前進させてくれたことでしょう。
まずは、水回しを注意し、うどんを作ってみる。。。。なるほど!!!!(^_^)v
そして、ベーグルも。。。。。つるつるテカテカベーグルは、美味しいうどんにあり!!!
この事に気づいてからは、ベーグルはつるつるテカテカになりました、それはNYのものより、美味しそうな色合いでした。

通常、パンは最低でも2回発酵させるのですが、Kayo先生のは1回なんです。それは、美味しいうどんは、発酵させずとも美味しいということに気づいたからなんです。

そして、まさにNYで食べたあの!べーグルが焼けた時、NYスタイルのベーグルが焼けるパン教室を作ろうと思ったわけです。
このレシピは、お家でNYっぽいではなく、本格的NYのベーグルが作れるのが凄いのです(^^♪、今は、なくなってしまったニューヨークのH&Hのベーグルを思い出す味です。Bread on Breadのレシピは、ほとんどがそんな風に作られたものです。

時代は変わりました、「レシピが無料(タダ)」の時代に。。。。。。

どんな考えて作ったものが「無料(タダ)」って嬉しいことですか????そりゃ、嬉しいですよね〜〜〜。

ベーグルのクラスはこちらから!
自然酵母は梅酵母、そろそろ梅が出てきましたよ〜自然酵母クラスはこちらから!

Kayo先生は、そんな時代に、少々、不便さを感じております。だから、次の面白い事、何かを探して進む予定です。だって、来年は還暦です、引退しても良い年齢ですよね(*^^)v

20周年記念フリマ開催と1回クラスのお知らせ


GWフリーマーケット開催します。
5月3日(水祝)10時〜
場所:Bread on Bread笹塚教室

今回は20周年記念ということもありまして、ベーキングの中古品から、NYエコバック限定物、ファイアーキングもちょっとだけ。アメリカンアンティーク物も出す予定です。

パン工房and bakingのパンは予約分はすでに完売していますが、当日、何か用意するそうです、先着30名様にミニジャムをプレゼントあるそうです。

雨天決行です。

懐かしいお顔に再会できたらうれしいわ〜♪♪♪


現在募集中の1回クラスもお知らせします。

  • 4月27日(木)NYランチ(シナモンロール他)
  • 5月16日(火)NYベーグル#1

詳しくはこちらから♪


自然酵母もやりますよ♪

  • 4月29日(土祝)初めてのライ麦酵母
  • 5月20日(土)初めての梅酵母
  • 5月31日(水)初めての梅酵母

詳しくはこちらから♪

自然酵母のパン作り、難しいことばかり言っている人はどなたでしょうか??
難しいと思わせたものは何だったでしょうかね????
そんな情報だけに惑わされている人はどなたでしょうかね????
貴女の思い込みが自ら壁を作ってるって、わかるかな???
自然酵母は季節があるんですよ〜。。ずーっとこう叫び続けてきましたが、そろそろ声かれてきましたよ〜(^_^.)
ライ麦酵母はそろそろ休憩します。でも、これからが最高に素晴らしいのがです。昨年は、クラスの時に既に梅が手に入りにくい状況だったので、今年は少し早めに。6月前後から八百屋さんでみかけたら買いです。梅酵母は夏の間もやる予定です。

○骨神○痛、ひじ痛、膝もちょっと、いろいろ痛いところ出てきていますが、それでも負けずに夏の大会出場めざし水活も加速しております。(*^^)v

この20年を振り返ると・・・2冊目の本

この「NYスタイルの人気のパン」が店頭に並ぶ日は、わくわくドキドキしたものです。本を見つけては、こっそり目立つところに置いてみたり(*^_^*)。。。この本はどんな人が手にとるのかな??とか〜しばらく本屋さんで時間をつぶすようにウロウロして、この本を手にした人と出会えたら、「それ私の本なんです〜よろしくm(__)m」など声かけしちゃおうと思っておりましたが、無名のレシピ本はそうは売れないものですね。。。残念ながらそういう場面には一度も遭遇できませんでした(;_;)

その頃、すでに自宅パン教室では、新聞や情報誌をみて生徒さんが少しづつ集まっていました。その生徒さんから、「○○○に置いてありましたよ♪」とか「キッチン雑貨の中に飾るように置いてありましたよ」とか、私の未確認の情報が少しづつ入ってきます。
「本が私の分身のように歩きはじめてるんだ〜♪」と実感できました。
初めてのレシピ本は、私にとってはとっても大変な作業で、全力投球、全身全霊で作った本だったので、そんな声が聞けるのは嬉しかったです。

そして、この本は、多くの人を教室に連れてきてくれました(*^^)v
その中の一人に現在、スタッフとして私のサポートしてくれている江川舞がおりました、2001年11月のことでした。

その後、彼女とは2冊目の本2012年出版の(この画像)「ニューヨークスタイルのパン」の時に、製造スタッフとして手伝ってもらっていて、Bread on Breadのレシピはほぼ全部再現できるだけでなく、Bread on Breadのポリシーをも共感してくれて、今も、かかわってもらっています。
娘ほどの年齢差?に近いのですが、彼女の人力は教室にとってはなくてはならないものでした、そして今も。

その彼女が、次のステップに考えたことが自分のパン工房を造ること。以前から考えたいた事だそうで、それが、遂に実現したようです。
詳しくは「and baking

ある時、彼女が「実は、パン工房を造ろうと思うんですが、、、」なんて、話しを聞いた時に、Kayo先生は即答でした「それは、やった方がいい!」経済活動として良いか悪いか、まだまだ結果は先ですが、とにかく、パン作りをやりたくて、やりたい事が止らないものなら、経済活動は気にせず「やっちゃえ〜!!!」というのがBreadonBreadのポリシーなのですから(*^^)v。。。それで、教室も20年続けてきましたよ〜♪
そこで、パン教室20周年&彼女のパン工房のスタートを祝して、このGWに「BreadonBreadのフリーマーケット&andbakingのパン販売」を開催します。
ただ、パンの販売はいまだ準備中の部分もありまして、今回はBreadonBreadの卒業、現役メンバーの皆様へ予約販売のみとなります。
詳しくは「and bakigのパン教室のイベントに参加します
日時:5月3日(水祝)10時〜17時
場所:Bread on Bread笹塚教室(渋谷区笹塚2−45−2 FRJ笹塚 1F)
電話:080-6684-6988

※教室内が狭いため、人数多数の時間帯には、入場制限するかもしれません、ご了承くださいませ。

フリーマーケットでは、教室の中古備品などを販売する予定です。今は手に入らない計量ボールなど、ファイアーキング手つきボールも処分しますよ。フリマ情報はまた改めてm(__)m

つづく。。。

この20年を振り返ると・・・本の出版

教室スタート直後は派遣のお仕事、ワープロのオペレータとして、数社でお仕事もしてました。レシピがたまってくると、いつか自分の本を出版したいという思いも膨らんでいきます。その頃、読んでいたのは洋書ばかりでした。素敵な本ばかりで憧れの本でした。いつか、こんな素敵な本が作れたら。。でもそれは夢のまた夢。。。。

と思っていました。

ところが、3年過ぎた頃に、食べ物好き、NY好きな人と知り合うことができて、そんなご縁が繋がって、本の出版のお話しが舞い込んできたんです。
「ベーグルの本が出せる!!(^_^)v」

まだ、インターネット環境も今ほどではなかったので、本になれば全国に伝えることができるのです。出版という未経験な世界は心躍る思いと、不安と、実際は大変でした(^_^.)。
撮影場所は、NYスタイルとはほど遠い雰囲気の、自宅パン教室6畳ほどのスペースでした。パン製造と撮影、1週間ほどだったかな。撮影はノリノリ順調でした。スタイリング道具もばっちり(実際にNYで集めたものです)!、その時にサポートしてくれたのが、すでに生徒の一人のCちゃんでした。懐かしいです(*^^)v。このCちゃんは、後にKayo先生のアシスタントしたり、時々お手伝いしてくれて何かとお手伝いしてくれました、ありがとう(^_^)/~。最近は忘れた頃に教室にやってきますが、どうやらパン作りがライフワークになっているみたいです。
この動画はその時の撮影の様子です。懐かしいわ〜。

実は撮影後のほうが、難しい作業がいっぱいありましたね〜。パン作りの説明とか、写真選びとか、中でも表紙はなかなかの思いがありまして、「ベーグルがいっぱいの写真にして欲しいんです!!だって、これからはベーグルですよ!!」だなんて(この時ベーグルの知名度はあまり高くなかったから〜)、偉そうに、私、言ってしまったと思います。はい、言っていました、それも強く(@_@;)
表紙で本の購買力が変わってくるそうなので、ここはプロに任せてほしいとのこと。出版社さんもここが一番力の入るところなのかもしれません。
私の意見は却下でした。でも、「裏表紙はご希望のベーグルいっぱい写真にしますから」と言う譲歩案にしぶしぶ納得したのがこれです。それも白黒(-_-;)。

この出来上がりを見たとき、「裏表紙なんて誰も見ないし。。(/_;)」と心でつぶやきました。

と、いろいろありましたが、とにかく、夢だった自分の本が出版できて、本当に嬉しかったです。
そして、2001年この本「NYスタイルの人気のパン」(世界文化社・現在は改訂版が出ています)が出版されました。この本は随分、多くの人に親しまれたようですよ(*^^)v教室をはじめて4年目の出来事でした。

レシピは良い状態なものが作れるように、微調整しながらレシピを作っています。そこにはNYへの熱い思いもありますから、なんとしてでもNYの美味しさが再現ができる!!という、時間もかけた自信作レシピです。

最近はレシピは無料、いつでもどこでも、1億総スタイリスト&カメラマンですか??

昨今は本が売れないらしい、ましてレシピなんて、なお売れないから、作らない、だから作りたくない。。とか。本の価値が違いますね。だからKayo先生も本への憧れは今となっては、半減しています。。ちょっと残念です。
今、思うと、あの時、本が出版できて本当に良かったです。それはパン教室としての大きな一歩でした。
つづく