旬の酵母は元気が良くて長持ちするお話し

八百屋さんやスーパーに青梅が出てきましたね。梅酒や梅シロップ漬けなどは、固い青い梅が適していて、時期が少し経つと梅干し用の梅が出てきます。青い梅は一時ですから、ぜひ、早目に仕込ましょう。

さて、梅酒は梅と氷砂糖とホワイトリカーで仕込みます。これは1年後のお楽しみ。そして美味しい梅酒は夜飲むもの。
これから猛暑の夏に備えは「梅シロップ漬け」がお薦めです。梅にはクエン酸が多く含むので、これは疲労回復に効きます。梅シロップをソーダ割りにして日中に飲むと猛暑も乗り越えられますよ。青梅と氷砂糖と、少しお酢をいれておくと発酵おさえるのですよ。そして放置場所はなるべく冷暗所。万が一、酵母が起きてしまったら冷蔵庫でゆっくりねかせましょう。目安は梅が茶色くしわしわになるまで。たぶん、2,3カ月はかかるかもしれませんね。とにかく、梅のエキスが出てしまうまで待つのです。そうすると、シロップが飴色になって本当に美味しいですよ〜(^^)vかき氷のシロップにしてもいいわね!

しわしわになった梅はどうするかというと、そのまま食べてもいいですが、実は、このしわしわ梅から酵母が起きるのですよ(^◇^)、試しに瓶にしわしわ梅と水いれて放置していたら、ブクブクと酵母が呼吸しはじめたのです。この画像は昨年の夏の梅シロップ漬け後のしわしわ梅から酵母起こしたものが今も、そのまま冷蔵庫に眠っていてパンが焼けてしまうのです!!!瓶の中の梅はまんまるしで、そのまま食べられそうですが、それは違いますよ。もともとはしわしわで小さくなったものが、水をふくんで大きく膨らんだだけですからね。旬の果実は蜂蜜や砂糖まみれにしようとも酵母は生き続けること実感しました。瓶をシェイクするとシュワシュワとしております。これが酵母が生きているという証拠、酵母が生き続ければ梅は腐らないんですよね〜

このしわしわ梅酵母で何度もパンを焼いていますが、味のいいパンが焼けます。自然酵母は今が季節です!

ちなみに、梅酒の梅からは酵母起きないと思います。アルコールが強くなると酵母は起きないからね(^O^)/

あと、らっきょう、ガリ(生姜甘酢)も作ります。買えばいいと思われるかもしれませんが、自家製食べたら市販のものは買えなくなりますね。

自然酵母は季節と連動しています。初めての方は今がチャンス(^^)v